コーラル H−104の追加


ホーンドライバーにEAS-45D100を使っていたが、コーラルのH-104を入手したこともあって同じコーラルのM-100と組んで使うことにした。EAS-45D100に大きな不満があった訳ではないが、M-100の方が僕の好みということかな。

早速、コイズミ無線でコンデンサーとアッテネーターを購入してH-104を使えるようにする。
コンデンサーとアッテネーターを買ったはいいが、これらを裸で使うのは抵抗がある。
そこで、なにかいいケースになるものは無いかと探していると、無線で使うアンテナの測定器(SWR計)の古いのがあった。
アンテナの自作をする僕には必需品の一つだがもう3台あることと、アンテナ製作ではアンテナアナライザーを主に使うこともあって・・・・このSWR計を流用することにした。

SWR計のケースを開け、内臓物で仕切り板以外の部品を全て取り外し、正面のパネルやツマミも取り外す。取り外したケースの底にラグ板を取り付けるための穴を開ける。
ケーブルの出し入れ口は同軸コネクターの穴をそのまま使える。
手持ちのアルミ板(2mm)を切ってアッテネーター軸を通る穴を開けてパネルにする。
大した加工をすることもなく完成である。


コンデンサーの選定は159000÷(カットオフf×インピーダンス)で行った。
H-104の公称インピーダンスはは8Ωとのことだけれど、入手したものは実測値で6.1Ωと6.4Ωだった。
公称値か実測値、どちらを代入するか迷ったが実測値で計算した。
M-100の周波数特性表を見ると12000Hz辺りから音圧が急峻に低下しているので、カットオフを10000Hz付近にとったが・・・・低過ぎたようだ。
カットオフ周波数から下がもっと切れるのかと思いきや、チャンネルデバイダーで5000Hz以下に絞ってもH-104からは結構音が出ている。
これではM-100との被りが大き過ぎてアッテネーターで絞る必要があるが、それではより高い部分も絞られて意味が無い。
コンデンサーは1μFか以下程度で良かったようだ。まあ、これは後日交換が必要なようだ。

なお、入手したホーンには台が付いてなかったので、ホームセンターでUボルトや六角ジョイントを買ってきて自作した。
製作というほどの作業ではないのだが、次の頁(サイト)にアップロードしてあります。