MFJ-259のバッテリーケース改善とレセクタブル交換

 20年以上愛用してきたMFJ-259だが、ビニール製のバッテリーケースがどうにも貧弱で、経年変化により変形してしまい接触不良が発生する。もともと付いていたものは貧弱で話にならないので、この製品を購入後1年で違うものに交換はしていたものの、ホームセンターで購入した代品も同じ材質だったため大した改善にはならなかった。
 そこで、今回はプラスチック製のBOX(SBH-341-AS×2個)を秋月電子から購入してみた。
1個¥110だから送料の方が大きくなってしまうが、そこは地方住まいの不便さだな。

バッテリーケース交換

 1.  MFJ-259の裏蓋を外し、4箇所についているバッテリーケースを留めているホルダーを取り外す。
 2.  2個のバッテリースナップを電源コードから切り離す。
 3.  バッテリーケースのリード線と本体からのリード線を接続。
4.  バッテリーケースに両面テープをつけてMFJ-259の裏蓋に固定。

 以上で完了だが、SBH-341-ASのサイズがぴったりで見事に収まり、しっかりしたものだ。(写真左)
難点は、バッテリー交換の際は一度ケースを裏蓋から外す必要があり、つど両面テープを張り替える必要がありそうだ。
 
 MFJ-259バッテリーケース改善  レセクタブル交換のため基板取り外し  スイッチ類も要取り外し

レセクタブル交換

 芯線のくわえ部分が広がってしまい、接触不良の症状が出ることがあったのでこの際、手持ちの新品と交換しておくことにする。 これも作業自体は簡単だけれど、基板を本体から外すとき注意しながら作業しないとパターンを破損する可能性も考えられるので、心配がある場合はやらない方が良いかも知れない。
 ひとつ注意点を書くと、基板を外す際はメーターユニットごと外すようにする。
メーターユニットはケース外側の4本のネジ(メーターの四方にある)を外しておけばOK。
組み上げるときは、基板とメーターユニットのコネクターがちゃんと接続されていることを確認。 
 以上で快適に使えるようになった。
アンテナの調整に重宝するこのアナライザー、高価なものだけにまだまだ活躍してもらう必要があるね。


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